eスポーツ業界が標的に! 次なるサイバー脅威に備えよ

メインビジュアル : eスポーツ業界が標的に! 次なるサイバー脅威に備えよ

eスポーツ業界の人気が高まるにつれ、サイバー攻撃者がこの勢いに乗ろうと画策するようになるのは、おそらく避けられない流れでしょう。消費者やメディアが、たいていのeスポーツ環境には脅威リスクがつきものだと認識する中、サイバーセキュリティ技術の開発企業であるトレンドマイクロの英語の最新レポート「不正改造、ハッキング、サイバー攻撃:2019年以降にeスポーツ業界を襲う脅威」は、世界規模での脅威リスクの範囲や程度に関するデータを提供しています。

このレポートでは、過去数年間の脅威の傾向やパターンに基づいて、今後3年間に起こりそうな状況に関するトレンドマイクロの見解が示されました。これには、向こう3年間にわたってサイバー犯罪者が着実にeスポーツ業界を狙ってくるだろうとの指摘も含まれます。そして、そのほとんどは、システムのハッキングや、イベントの結果を変えようとする試みを中心としたものになるとのことです。また、このような状況の中で、eスポーツをめぐって違法なギャンブルや八百長などが増加の一途をたどることも予想されています。

さらに同レポートは、今後、これらの攻撃がどこから行われるかについて、詐欺グループやハッキングサービスなどが暗躍するだろうと示唆しました。トレンドマイクロのグローバル脅威分析担当ディレクターであるジョン・クレイ氏は、「悪意のある攻撃者について我々が知っていることを1つ挙げるとすれば、彼らの目当てがお金にあるということです。トレンドマイクロでは、すでに金銭目的のグループがゲーミング業界に狙いを定め、セキュリティギャップを突いて利益を得ようとする事例をいくつも確認していることから、eスポーツ業界でも同様のことが起こると予想しました」と述べています。

トレンドマイクロのレポートでは、実際の脅威においてサイバー犯罪者がまず標的とするのは、ゲームサーバーになると予測されました。おそらくは標的型マルウェアの形をとり、注目を集めているゲーマーやブランドに対してセキュリティ侵害を仕掛けてくるだろうとのことです。そのうえで、全体的な影響は、サイバー犯罪者がスポンサーやプレイヤーを標的としたランサムウェアや、DDoS攻撃請負サービス、個人情報の侵害、ゲームのスコアを非合法に上げるサービス、ゲームアカウントの盗難といった手口で金儲けを図ろうとするサイバー犯罪者によってもたらされるとしています。

これらの予測から導き出されるのは、サイバー攻撃による被害を受けないようにするために、eスポーツ業界にも、最新かつより高度なセキュリティ対策の導入が必要であるということなのです。

この記事はDigital Journal向けに執筆され、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願い致します。

※本記事の文中のリンクは英語ページに遷移します。