コンテンツマーケティング:2020年の4大トレンド

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デジタルマーケティングは、2019年にも企業の販促活動に大きなインパクトをもたらしました。中でもコンテンツマーケティング手法を使ったデジタルマーケティングは、もはや定石ともいえる戦略であり、あらゆるブランドに素晴らしい効果をもたらしています。コンテンツマーケティングを利用すれば、自社ビジネスと顧客との関係を、これまでになく改善・強化することが可能です。本記事では、この分野における2020年注目トレンドをご紹介します。

これが2020年注目のコンテンツマーケティングトレンド

1. ソーシャルメディア人気は衰えることなく続く

IT系のブログメディアであるソーシャルノミクスによると、企業がソーシャルメディア・マーケティングに投じる費用は、今後5年のうちに、現在の2の規模に達すると見られています。世界のインターネットユーザーの3分の2近くは、商品を購入する前に、その商品についての調査をオンラインで行っており、このときのトラフィックの多くが、ソーシャルメディア・チャネルを通じて発生しているのです。

過去10年のモバイル端末の発展を振り返ってみると、改めて驚かされるようなことばかりが起こってきました。かつての携帯電話はサイズが大きく、モバイル情報端末も分厚かったのに対し、今では想像を超えてスリムで高機能なツールに進化し、私たちの日々のタスク処理に大いに役立っています。この進化を受けて、据え置き型のコンピューターからモバイルデバイスへと移行する人が増えた結果、ソーシャルメディアにおけるアクティビティも増加し、時間と場所を問わないコミュニケーションが拡大しました。

もはや、モバイルデバイスが一時的な流行に過ぎないとか、ソーシャルメディアが近いうちに姿を消すなどというような事態は、とうてい考えられません。オンラインネットワークは人々を結びつける役割を果たし、今後とも様々なブランドが、SNSの口コミを商品やサービスの販売促進に利用していくことになるでしょう。

2. 動画コンテンツが主役に

ほとんどの人は、新しい商品やサービスの情報を得ようとするときに、他の形式のコンテンツよりも動画コンテンツを利用したいと考えます。

実際にも、消費者の80%は、購入する商品について調べるにあたり、オンライン検索と説明動画の視聴を交互に繰り返すことが多いと回答しました。そして、50%以上の消費者が、具体的にブランドの選択や商品の購入をする際に、オンライン動画が役立ったと答えています。また、ショッピングの最中にオンライン動画を視聴するという回答も、55%以上に上りました。

ここ数年にわたって、動画は、企業が制作するコンテンツの中で、ブログ記事を除けば、最も頼れる存在であり続けてきました。もちろん、内容的には巧みなストーリーテリングを求められますが、動画コンテンツは、企業がその視聴者を顧客へと変えるうえで確実に役立っています。そして、企業が消費者との関係を深めたり、ブランドのストーリーを伝えたり、消費者との関係をごく自然な形で構築したり、消費者が日々の暮らしの中で抱える問題に的確な解決策を提示したりするために、動画コンテンツは、これからも唯一無二の方法であり続けることでしょう。

3. ボイステクノロジーの浸透

私たちは現在、ボイスアシスタントであるビクスビーやアレクサ、シリと、話し言葉でやり取りするようになっています。こうした新しいテクノロジートレンドは、もはやデジタル世界の一大変革であるといってよいでしょう。スマートフォンのような毎日使うデバイスにボイスコントロール機能が採り入れられたことで、このテクノロジーは新たな「当たり前」になったのです。

ボイステクノロジーの将来には限りない可能性が広がっていますが、現時点でもはっきりしていることが一つあります。それは、音声による検索の利用が進んでいるということです。その結果、今や多くのデバイスが音声検索に最適化されるようになってきました。

この状況は、コンテンツマーケティングにどのような意味を持つでしょうか? それはとりも直さず、企業が競争に遅れないために、今こそ自社のネット上の窓口はもちろん、サービスプラットフォーム、Webサイトにいたるまで、音声検索機能に対応させるべきである、ということなのです。

4. AR

ポケモン・ゴーや、スナップチャットのレンズ機能を体験されたことがあれば、まさにそこで使われているのが、ARテクノロジーです。ARは、すでに最大級の技術トレンドの1つといえますが、スマートフォンやその他のAR対応デバイスの普及がますます進むにつれ、今後、さらに発展・拡大していくことが予想されています。

ARは、コンテンツマーケティングにおいても大いに活用できる見込みがあります。デジタルマーケティングの専門会社であるコンビンス・アンド・コンバートによると、2022年には、モバイルARのユーザー数が世界全体で総人口の44%にあたる35億人に達し、ソーシャルメディア上のAR広告から150億ドル近くの収益が生み出されるとのことです。

ARを利用したコンテンツマーケティングは、その対象者に対して没入感の高い体験を提供できるため、準備に時間をかけて取り組む価値があるといってよいでしょう、さらに、対象者が特定の場所で必要としている情報をわかりやすく提供することが可能なことから、際立って有用なコンテンツマーケティング手法となりうるのです。

AR利用の好例としては、イケアが提供しているイケア・プレイスというアプリが挙げられます。このアプリを使うと、同社の家具を家に置いたときのイメージをARを使ってリアルに確認することが可能です。いわば、自宅にいながらにして「購入前のお試し体験」ができるようなものといえるでしょう。

今後とも消費者の関心をつなぎ留めたいと願う企業であれば、ここで紹介してきたトレンドのどれか一つでも、自社のデジタルマーケティング戦略に取り入れられないかを考えてみてください。それによってよい成果を上げ、KPIを大きく向上させていくための検討を行うべきときが来ているのです。

この記事は元々、NewsWireに掲載されたものです。

 

この記事はBusiness2Communityのアンソニー・サンティアゴが執筆し、NewsCred パブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願い致します。

 

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